ミニ・レビュー
1783年3月21日、ウィーンのブルク劇場で実際に行なわれたコンサートを再現している。当時としては珍しくひとりの作曲家、ここではモーツァルトの作品だけを取り上げて、しかも成功した稀有の例だ。演奏は曲によってかなりメリハリを利かせ、古楽器のざわざわ感も当時の会場の雰囲気を忍ばせる。
収録曲
モーツァルト:
[Disc 1]
01交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」〜第1楽章
02「イドメネオ」K.366〜アリア「父を失うなら」
03「ルーチョ・シッラ」K.135〜レチタティーヴォ「ただのひとときで、ああ」/アリア「行きましょう、急いで」
04ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
05鍵盤独奏のための小さなジグK.574
[Disc 2]
01セレナード ニ長調K.320「ポストホルン」〜協奏曲楽章
02グルックの「メッカの巡礼」の主題による変奏曲K.455
03レチタティーヴォ「ぼくのいとしい希望のかた!」/ロンド「ああ――どれほどつらいことだろう」K.416
04交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」〜第2楽章/第3楽章 メヌエット/第4楽章
05歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527〜序曲
06歌劇「魔笛」K.620〜序曲
演奏
レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮 ミレニアム・オーケストラ [1] (4)(5)ゼバスティアン・ヴィーナント(HF) [1] (2)(3) [2] (3)ジョディ・ドヴォ(S)
録音
[1] [2] (1)〜(4)2016.5 [2] (5)(6)2015.2