ミニ・レビュー
“ウィーン・フィルの響き”がなんたるか、ドゥダメルが教えてくれた。選曲の秀逸さ、オケの各パートの特質、弦の質感、それぞれの個性が積み重なって総体としてのオケの響きを成し、それがムジークフェラインの器に放たれて音楽になる。手に取るように“聴こえる”。TELDEXが録音・制作。★
ガイドコメント
21世紀のクラシック界をリードする若きカリスマ、グスターボ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィルによるロシア作品集。ムソルグスキーの「展覧会の絵」(ラヴェル編)、「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編)などを収録。
収録曲
ムソルグスキー:
01組曲「展覧会の絵」 (ラヴェル編)
02交響詩「はげ山の一夜」 (リムスキー=コルサコフ編)
チャイコフスキー:
03バレエ「白鳥の湖」〜ワルツ
演奏
グスターボ・ドゥダメル指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団