ミニ・レビュー
クラシックの名曲に平原が日本語詞をつけて歌うシリーズの第3弾。オリジナルの歌詞もあるが、日本語詞で予想外の雰囲気の曲に変身させている面白味が魅力となっている。「くまんばちの飛行」ではジャズ・シンガーふうにスキャットで聴かせているなど、その工夫は一様ではない。
ガイドコメント
クラシックをモチーフにしたアルバムの第3弾。本作では、カヴァー候補曲をアンケート形式で一般募集。100年以上も昔の作曲家の意図や背景を尊重し制作した楽曲は、クラシック・ファンも納得できる完成度の高い内容だ。
収録曲
01私と言う名の孤独 (エルガー:チェロ協奏曲第1楽章)
02春〜La Primavera!〜 (ヴィヴァルディ:「四季」より「春」)
03What will be will be (J.S.バッハ:アリオーソ)
04大きな木の下 (サティ:あなたが欲しい)
05Danny Boy
06LOVE STORY 交響曲第9番 第3楽章 (ベートーヴェン:交響曲第9番 第3楽章)
07別れの曲 (ショパン:別れの曲)
08くまんばちの飛行 (リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行)
09Someone to watch over me (ガーシュウィン:Someone to watch over me)
10ブラームスの恋 (ブラームス:交響曲第3番 第3楽章)
11Greensleeves
12ラヴ・ラプソディー (ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲)
13アランフェス協奏曲〜Spain (Live Version) (ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 第2楽章)
14Danny Boy (English Version)