ミニ・レビュー
平原綾香のクラシック・カヴァー全12曲。最新シングル「新世界」「ミオ・アモーレ」に加え、大ヒット「Jupiter」と「ノクターン」を同一アルバムに収録するなど、彼女のクラシック・フィーチャー・ベストと言える一作。1〜10曲目までは自身の作詞だが、彼女の言葉に対する感性の鋭さにも注目したい。
ガイドコメント
クラシック楽曲のメロディをモチーフにしたナンバーばかりを収めたアルバム。フィギュアスケートの浅田真央がフリー演技で使用した「仮面舞踏会」など、有名なクラシック楽曲を斬新にアレンジしている。
収録曲
01pavane〜亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル:「亡き王女のためのパヴァーヌ」)
02ミオ・アモーレ (カルディッロ:「カタリ・カタリ」&プッチーニ歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」)
03カンパニュラの恋 (ショパン:夜想曲 (第20番)「遺作」)
04ロミオとジュリエット (プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲より「モンターギュー家とキャピュレット家」)
05シェヘラザード (リムスキー=コルサコフ:「シェヘラザード」より「若い王子と王女」)
06Moldau (スメタナ:「わが祖国」よりモルダウ)
07仮面舞踏会 (ハチャトゥリアン:「仮面舞踏会」組曲よりワルツ)
08AVE MARIA (カッチーニ:「アヴェ・マリア」)
09新世界 (ドヴォルザーク:交響曲「新世界より」第2楽章)
10シチリアーナ (レスピーギ:「シチリアーナ」)
11ノクターン (ショパン:夜想曲 (第20番)「遺作」)
12Jupiter (ホルスト:組曲「惑星」より木星)