ミニ・レビュー
話題の魅惑の女流指揮者アロンドラのデビュー盤。鮮烈なのはほとんど知られていないメキシコ音楽をぶつけてきたところ(全8曲収録)。強烈なリズムと独特のメロディ、そしてラテン気質丸出しの熱狂的な盛り上がりなど刺激的な要素満載である。世界を席巻すること疑いなし。
ガイドコメント
“ポニーテールで美貌のマエストラ”と南北アメリカで話題を呼ぶメキシコ出身の女性指揮者、アロンドラ・デ・ラ・パーラのデビュー・アルバム。自国の作曲家の作品の紹介に力を入れており、メキシコならではの色彩豊かな作品を情熱的な指揮で披露する。
収録曲
01ダンソン第2番 (アルトゥーロ・マルケス)
02ヴァイオリンとオーケストラのためのメロディop.1 (G.E.カンパ)
03バレエ音楽「馬力」組曲〜第3曲 熱帯地方 (カルロス・チャベス)
04歌劇「アツィンバ」〜間奏曲 (リカルド・カストロ)
05シンフォニア第2番「夢の控えの間」 (フェデリコ・イバーラ)
06ウアパンゴ (ホセ・パブロ・モンカーヨ)
07クレプシドラ (水時計) (マリオ・ラビスタ)
08交響詩「イマヘネス」 (カンデラリオ・ウイサル)
演奏
アロンドラ・デ・ラ・パーラ指揮 フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカス