ミニ・レビュー
93年結成の名古屋出身の5人組。本作はメジャーで6枚目となるアルバム。時代の波に流されず、自らが信じるメジャー感のあるロックの道を確実に突き進んできたことによる安定性がある。それでいて音楽的な拡散を常に意識している点が強み。自由奔放な制作意欲だ。
ガイドコメント
約1年ぶり、待望のメジャー第6弾アルバムが完成。コア・ファンはもとより一般認識もジワジワ高まりつつある彼ら。新曲「moonlight」ほか、シングル3曲を含む渾身の作となった。
収録曲
01everland (Inst.)
02夢じゃない世界。
03Rolling stoned
04moonlight
05シヴァ
06地下鉄のメロディー
07“NEVER LAND”
08MADE IN BLUE
09Fairyland (Inst.)
10BLUE ROSE
強がる寂しがり屋の女性と、愛していると口に出して言えないけれど、抱き締めることならできるという男の奇妙な関係を描いた楽曲。ピアノが渋くスウィンギンな、ジャズ風味のアレンジが良きスパイスに。
11さよならMERMAID
12再生の朝
13流星群