ミニ・レビュー
2010年9月からウィーン国立歌劇場監督に就任したウェルザー=メストが登場。彼の家系にもゆかりのある曲や、ニューイヤー・コンサート初演奏となる曲、さらには生誕200年をむかえたリストの「メフィスト・ワルツ第1番」を演奏するなど、スッキリと洗練された指揮ぶりで披露している。
ガイドコメント
小澤征爾の後任、ウェルザー=メスト初登場となる2011年のニューイヤー・コンサートのライヴ・アルバム。クリーヴランド管とウィーン国立歌劇場と2つの音楽監督兼任するウェルザー=メスト注目のアルバムだ。
収録曲
[Disc 1]〈第1部〉
01騎士行進曲op.428 (J.シュトラウス2世)
02ワルツ「ドナウ川のおとめ」op.427 (J.シュトラウス2世)
03アマゾン・ポルカop.9 (J.シュトラウス2世)
04デビュー・カドリーユop.2 (J.シュトラウス2世)
05ワルツ「シェーンブルンの人々」op.200 (ヨーゼフ・ランナー)
06ポルカ・シュネル「勇敢に前進!」op.432
07歌劇「騎士パズマン」〜チャルダーシュop.441 (J.シュトラウス2世)
08ワルツ「別れの叫び」op.179 (J.シュトラウス2世)
[Disc 1]
01熱狂的なギャロップop.114 (J.シュトラウス1世)
02「村の居酒屋での踊り」 (メフィスト・ワルツ第1番) (リスト)
03ポルカ・マズルカ「遠方から」op.270 (ヨーゼフ・シュトラウス)
04スペイン行進曲op.433 (J.シュトラウス2世)
05バレエ「イベリアの真珠」〜ジプシーの踊り (ヘルメスベルガー2世)
06カチューチャ・ギャロップop.97 (J.シュトラウス1世)
07ワルツ「わが人生は愛と喜び」op.263 (ヨーゼフ・シュトラウス)
08ポルカ・シュネル「ブレーキもかけずに」op.112 (エドゥアルド・シュトラウス)
09新年の挨拶
10ワルツ「美しく青きドナウ」op.314 (J.シュトラウス2世)
11ラデツキー行進曲op.228 (J.シュトラウス1世)
演奏
フランツ・ウェルザー=メスト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団