[Disc 1]〈ALL SINGLES BEST〉
01NEWSニッポン
2003年開催の『バレーボールワールドカップ』のイメージ・キャラクターとして結成されたNEWSのデビュー・シングル。大きなリズムで高揚感を感じさせるポップ・チューンで、さまざまな楽曲を組み合わせたかのような目まぐるしいアレンジも楽しい。
02希望〜Yell〜
“フレー!フレー!”のサビが印象的なアテネ五輪バレーボール世界最終予選イメージ・ソングとなったメジャー・デビュー・シングル。アコースティック・ギターの軽快なカッティングにのせて、夢を目指す君を応援するポジティヴなメッセージが満載。
03紅く燃ゆる太陽
『バレーボール ワールドグランプリ2004』イメージ・ソングの2ndシングル。これまでの2作のシングルとは一変、4つ打ちのビートでグイグイと引っ張るクールでスタイリッシュなナンバー。山下智久自身が綴った台詞にも強い意志が込められている。
04チェリッシュ
TBC「Good News」キャンペーン・ソング、山下智久が出演した同CMにも起用の3rdシングル。細やかなビートで彩るサウンドとは対照的に、メロディはゆったりと広がるドリーミーなミディアム・ナンバー。恋の始まりを爽やかに歌う。
05TEPPEN
フジテレビ系『バレーボール ワールドグランプリ2005』イメージ・ソングの4thシングル。バレーボールのアタックよろしく、“TEPPEN”目指して空高く舞い上がれと鼓舞するポップなナンバー。ブリッジでの唐突な変化も、もはやおなじみ。
06サヤエンドウ
アニメ映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』主題歌の5thシングル。Shusuiを中心としたチームが手がけたお得意のラテン調のナンバーで、“サヤエンドウ”を海賊たちに見立てた歌詞もユニークだ。
07裸足のシンデレラボーイ
「サヤエンドウ」と両A面で発表されたフジテレビ系ドラマ『一瞬の風になれ』主題歌の5thシングル。夢破れ、深夜バスに乗り込んで都会から故郷へと戻ってきた男を歌うが、またいつか戻ってやるという意思も感じさせる力強い歌唱が胸に響く。
08星をめざして
アニメ映画『ハッピー フィート』イメージ・ソングの6thシングル。歌詞はなかにし礼が手がけ、“一度死んでまた生き返る”という歌いだしは活動休止を経験した彼らの心情とも重なるようで感動的。ピアノやストリングスを駆使した幻想的なサウンドも見事。
09weeeek
GReeeeNが作詞曲を手がけた7thシングル。一週間を楽しんで生きていこうというシンプルかつポジティヴなメッセージを込めたポップ・チューンで、語感が楽しいサビは中毒性あり。タイトルの“e”の数が多いのもそういうこと。
10太陽のナミダ
山下智久が主演した『映画 クロサギ』主題歌の8thシングル。西部劇のテーマ・ソングを想わせるような埃っぽいサウンドにのせ、何もできない自分への怒りにも似た感情を綴る。冒頭にも登場する“太陽のナミダ”のフレーズはインパクト大。
11SUMMER TIME
9thシングルはタイトルどおりのサマー・チューン。とびっきりカラフルで爽やかな風が吹き抜けるようなサウンドとキラキラとした夏の恋を歌った歌詞は、王道ながら相性はピッタリ。ガヤガヤと騒ぐラップでの外し方も絶妙。
12Happy Birthday
記念すべき10thシングルはSEAMOが作詞曲を手がけたコーセー「HAPPY BATH DAY」CMソング。大切な君の誕生日を祝い、感謝を伝える胸キュンなバースデー・ソングで、爽やかなサウンドとレゲエ調のビートとのギャップがおもしろい。
13恋のABO
某社長を意識したかのような小山の“YOU達 何型?”のセリフで幕を開ける11thシングル。各血液型の長所と短所を挙げ、言葉遊びをしつつ“すべてをさらけだして恋をしよう”と歌う。ユニークな内容とは裏腹にメロディは情熱的でテンション高め。
14さくらガール
12thシングルは性急に進むビートにピアノで儚げな色をつけた“さくらソング”。もちろん舞台は春、花びらのように切なく散ってしまった恋を綴る。ひらひらと舞い散るさくらをイメージしたかのようなコーラス、大サビでの増田のソロ・パートは感動的。
15Fighting Man
6人体制最後の作品となった13thシングル。ロック・テイストを強めに出し、エッジの効いたギターのカッティングでリズムを構築。ただ前を向くだけだ、という力強いメッセージと“ノリでいけばいいんじゃない?”という軽さのバランスが頼もしい。
[Disc 2]〈FAN SELECTION BEST〉
01エンドレス・サマー
ヒロイズムが手がけた切なくも爽やかなポップ・ナンバー。無邪気に夢を見ていた少年時代と、その夢からかけ離れたいま……感傷的な気分に浸りながらも、あの頃を胸に抱いてまた旅に出るんだと宣言する歌詞が感動的。琴線に訴えかけるメロディも見事。
02Share
NEWSのメンバーが作詞曲に挑戦したナンバー。メンバー同士の感謝の気持ちをそのまま歌にしたかのように、温かな言葉とメロディが並ぶ。ピアノを巧みに使ったエモーショナルなサウンドを構築したmugenのアレンジも光る。
03I・ZA・NA・I・ZU・KI
R&B調のサウンドにスパニッシュなアクセントを混ぜ込んだシリアスなナンバー。切ない恋物語を綴った歌詞は大人っぽくセクシーな言葉が並ぶが、表現力豊かなヴォーカルを披露。ラストに向かってどんどんと熱を帯びていく様子に胸を掴まれる。
04SNOW EXPRESS
山下達郎が作曲を手がけた冬のラヴ・ソング。推進力のあるビートとドリーミーなサウンドに乗せて、かけがえのない君への想いを歌う。情感たっぷりに伸びるメロディと対照的な高速ラップのリリックは、山下智久が担当している。
05DREAMS
スケールの大きなサウンドでドラマティックに展開するミディアム・バラード。大切な君への想いを伝えられるように、強く生きていかなければならないんだと歌う。感動的なコーラス・ワークとメンバー全員でのユニゾン、ソロ・パートを巧みに使いわけている。
06FLY AGAIN
力強いサウンドで彩られたミディアム・テンポのナンバー。不安を抱え夢をあきらめそうになったときには、両手を広げて空を見上げるんだと歌う応援ソング。ワイルドに歌う錦戸、温かくささやく増田など、それぞれの特徴もよく出ている。
07Smile Maker
ピアノをバックにした山下のラップで幕を開けるアップ・テンポのナンバー。苦しい時こそ笑うんだ、というシンプルなメッセージを全編ラップに近いヴォーカルで綴る。細やかなビートにゆったりとしたピアノ、早めのラップとのコントラストが美しい。
08Forever
手越の甘い歌声で幕を開けるドリーミーなミディアム・ナンバー。“君との人生だったら 千年だって足りない”と、大切な君へのまっすぐなメッセージを込めた歌詞が胸に響く。全編を通じて流れるギターのフレーズも印象的だ。
09バンビーナ
エレクトロ色の強いスペーシーなイントロで幕を開けるアップ・チューン。作曲/編曲はShusuiらのチームが手がけており、やはり要所にラテンのエッセンスを感じさせるアレンジだ。セクシーな言葉が並ぶ歌詞にノックアウト寸前。
10きらめきの彼方へ
フジテレビ系『第36回春の高校バレー』イメージ・ソングに起用の青春ソング。勝ち負けにとらわれず、明日へと一歩を踏み出す勇気が大切だという前向きなメッセージを綴る。幼さが残るコーラス・ワークやラップ・パートも愛嬌たっぷり。
11夢の数だけ愛が生まれる
フジテレビ系『バレーボール・ワールドグランプリ2005』エンディング・テーマ。ハートウォーミングなサウンドに乗せ、争いや痛みはなくならないけれど、晴れない空はないはずと平和への想いを高らかに歌い上げる。
122人/130000000の奇跡
高速のビートで疾走する爽やかさ満点のナンバー。タイトル通りこの広い日本で出会えた奇跡と、それがもたらすドラマティックな物語を歌う。恥ずかしくなるような甘いセリフもサラっと歌いこなす表現力の高さはさすが。
13真冬のナガレボシ
君がいつまでも幸せでありますように……もう二人で歩くことのない道で見た“真冬のナガレボシ”に、君の幸せを願う切ないラヴ・ソング。綴られる物語は切ないながら、それを包むサウンドは前向きでポップ。精一杯の優しさでまっすぐと歌う姿にグッとくる。
14チェリッシュ (Ryoji (from ケツメイシ)Remix)
TBC「Good News」キャンペーン・ソングとなった3rdシングルのリミックス・ヴァージョン。リミックスはケツメイシはRyojiが担当。テンポをかなり上げつつも軽さとゆるさを全面にフィーチャー。リゾート感のあるアレンジも楽しい。
15永遠色の恋
君だけは絶対に離さない、いつまでも一緒にいようと“永遠色の恋”を綴ったミディアム・チューン。ストリングスなどを用いた大仰にも聴こえそうなアレンジだが、要所で上手く外しながら絶妙なバランスを維持。肩の力の抜けたヴォーカルもいいテンション。