ミニ・レビュー
19の頃とは完全にモデル・チェンジした、いちミュージシャンとしての裸のロック・アルバム。これがセカンドだが、ファーストよりもさらに音がトンガり、ざっくりと粗く、ねばりつくようなヴォーカルはさらにパーソナルな世界へ。歌詞の異様な重さが痛くて怖い。
ガイドコメント
シングル「レディオステレオ」に続く2ndアルバム。60〜90年代と幅広いロックを消化した、キャッチーながらどこかマニアックな、スケールの大きなサウンドを聴かせる。中シゲヲも参加。
ガイドコメント
シングル「レディオステレオ」に続く2ndアルバム。60〜90年代と幅広いロックを消化した、キャッチーながらどこかマニアックな、スケールの大きなサウンドを聴かせる。中シゲヲも参加。
収録曲
01銀色の月
02NEW STANDARD
少年から大人へと変化していく途中の、強さと脆さとを等身大で感じさせるボーイズ・スタンダード的なナンバー。男の哀愁を孕んだ泣きメロは、“ファイト!” と励ましてくれているかのようだ。
03下北沢サーカス
04耳鳴りがした日
05MILK
06BITTER
07EASTER
08日めくりの舟
09CRUSH SANDWICHES
10ROCK'N'ROLL BLOSSOM
11憂鬱なロザンナ
12並んで飛んだ鳥
13レディオステレオ
メロディメイカーとしての本領発揮。どっぷりセンチメンタルな気分に浸らせてくれる、ミディアム・テンポの穏やかな曲。英国ロック的美メロで泣かせる、男気あふれるポップ・ソングだ。
14感情はとかすらしい