ガイドコメント
パンク・ロックってこれだよな、と思わされるイキのいいアルバム。基本がしっかりしているからこその“変わらない良さ”を持っている。今作はプライス・ダウンの限定盤。
収録曲
01NICE GUYS FINISH LAST
“イイ奴ほど最後に登場する”と歌われる王道グリーン・デイ節。「バスケット・ケース」の高揚が継承されたアップ・テンポな楽曲は、ギターレスで歌う序盤などの工夫で、“二匹目のどじょう”と化すことを巧みに回避している。
02HICHIN' A RIDE
ヴァイオリンでペトラ・ヘイデン、アレンジでベックの父デヴィッド・キャンベルが参加。静寂と喧騒を一緒くたにしたロカビリー・パンク風の曲調が秀逸で、ストレイ・キャッツを思わせるシャッフル・ビートが野太く心地良い。
03THE GROUCH
04REDUNDANT
ビリーが妻との関係を歌った曲。軽快な演奏が個性のひとつである彼らが、あえて速く演奏しないでいるミディアム・テンポが心地良い。ビートを速めないことで、逆に彼らのビート感覚の魅力が強調されたポップな秀作。
05SCATTERDED
06ALL THE TIME
07WORRY ROCK
08PLATYPUS (I HATE YOU)
09UPTIGHT
10LAST RIDE IN
11JINX
12HAUSHINKA
13WALKING ALONE
14REJECT
15TAKE BACK
16KING FOR A DAY
17GOOD RIDDANCE (TIME OF YOU LIFE)
18PROSTHETIC HEAD
19DESENSITIZED