ミニ・レビュー
東京交響楽団首席オーボエ奏者である荒 絵里子のデビュー・アルバム。これはもう、歌やオペラの好きな人にとっては、たまらないものだろう。J.シュトラウスの「こうもり」の名場面が続く“変装曲”も楽しいが、それ以外にも歌心と美しい響きにあふれた荒の演奏には、誰しも満足だろう。
収録曲
01月の光 (ドビュッシー/Satoshi Sando編)
02サロンのための小品op.228 (カリヴォダ)
033つのロマンスop.94 (シューマン)
04オーボエ・ソナタ ヘ長調 (ドニゼッティ)
05歌劇「ルサルカ」〜月に寄せる歌 (ドヴォルザーク/Satoshi Sando編)
06こうもり変装曲〜オーボエとピアノのための (J.シュトラウス2世/山洞智編)
07映画「もののけ姫」〜アシタカせっ記 (久石譲/Ippei Inoue編)
録音
(1)〜(5)2017.1 (6)(7)2017.3