ジョン・レジェンド / ワンス・アゲイン [限定]

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ジョン・レジェンド / ワンス・アゲイン [限定]
CD
ミニ・レビュー
前作以来のつきあいのウィル・アイ・アムらと並んで、クレイグ・ストリートの名前が見えるのが、R&Bシンガーという以上にAOR的な資質を象徴しているよう。ポップ色を強めた歌いぶり含め、立ち位置はスティーヴィーより、やはり男ノラ・ジョーンズ?
ガイドコメント
世界的成功を収めたデビュー作から約2年ぶりとなる、ジョン・レジェンドの2ndアルバム。カニエ・ウェスト、ラファエル・サディークらを制作陣に迎え、ソウルフルかつダイナミックに迫る。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    8位 (2006/10/23)  ⇒  6位 (10/30)  ⇒  21位 (11/6)  ⇒  26位 (11/13)  ⇒  29位 (11/27)  ⇒  36位 (2007/1/1)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    9位 (2006/10/23)  ⇒  15位 (10/30)  ⇒  17位 (11/6)  ⇒  18位 (11/13)
  • TOWER RECORDS 札幌 アルバム総合
    5位 (2006/10/23)  ⇒  3位 (10/30)  ⇒  6位 (11/6)  ⇒  7位 (11/13)
  • TOWER RECORDS 名古屋 アルバム総合
    7位 (2006/10/23)  ⇒  5位 (10/30)  ⇒  8位 (11/6)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    10位 (2006/10/23)  ⇒  9位 (10/30)
  • TOWER RECORDS 福岡 アルバム総合
    9位 (2006/10/23)  ⇒  10位 (10/30)
収録曲
01SAVE ROOM
2ndアルバム『ワンス・アゲイン』からの1stシングルは、クラシック・フォーの1968年のヒット曲「STORMY」の歌詞を差し替えたリメイク。R&Bのヒット・チャートからは嫌われそう(?)な、ヨコノリを排したアレンジだ。
02HEAVEN
フュージョン風のギターとロー・トーンのオルガンがロマンティックな、カニエ・ウェストのプロデュース作品。美しい女性コーラスのフレーズは、モンク・ヒギンズの「HEAVEN ONLY KNOWS」からのサンプリング。
03STEREO
ジョンのペンによるお得意のオールド・スタイルのリズム&ブルース。生ドラムのスネアが多少落ち着かない感じがするが、規則的なベース・ラインがしっかりした流れを作っており、そこに深みのあるヴォーカルが心地よくのっている。
04SHOW ME
ジョンのウィスパー・ヴォーカルと泥臭いスチール・ギターが盛り上げるリズム&ブルース。良い意味で保守的な彼の音楽スタイルの真骨頂がここにある。心を落ち着けてノスタルジーに浸りたい方には是非おすすめしたい。
05EACH DAY GETS BETTER
フォー・トップスのフレーズをいただいた、うっとりするような21世紀型フィリー・ソウル。ジョンの歌声はどこまでも甘く切なく、バリー・ホワイトも真っ青の出来。ツボをおさえたドラムを叩くのは、プロデューサーのウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)だ。
06P.D.A. (WE JUST DON'T CARE)
緻密な楽器アレンジが美しいソウル・コンテンポラリーで、ビー・ジーズにも似たサウンドは万人ウケすること必至だ。流れるようなピアノはジョンではなく、彼とともにソングライターに名を連ねるエリック・ハドソンによるもの。
07SLOW DANCE
スネアにばっちりあわせて刻まれるギターがかわいいモータウン・サウンド。この腰の据わったリズムは、世界遺産に登録したいと思わせるほど貴重だ。60年代の時代の匂いまで漂ってきそうなアレンジから、「古いのが新しい」という温故知新の精神を感じ取ることができる。
08AGAIN
ジョンのヴォーカルが演奏陣をリードしていく、バラードらしからぬパワー・チューン。打楽器は入っていないが、ジャジィなピアノに重厚なウッド・ベース、情感たっぷりのギターなど、それぞれの息のあった演奏に驚愕。アルバム『ワンス・アゲイン』の「アナザー・アゲイン」との連作だ。
09MAXINE
ブーガルーのリズムだが、バスドラの位置がところどころずらしてあり、簡単にはリズムにのれない憎い演出の曲だ。初のラテン・アプローチも、これはお遊びとばかりにリラックスしながら、ジョンがため息ヴォイスで歌う。
10WHERE DID MY BABY GO
共作が多いジョン・レジェンドだが、この曲のソングライター・クレジットは彼1人。そのせいか気を張らずにパフォーマンスする姿が浮かんでくる。やさしく響くピアノとストリングス、ブラシ・ドラムに囲まれて歌われるのは、シンプルな「愛」だ。
11MAXINE'S INTERLUDE
「マキシーヌ」のヴォーカル・フレーズを流用した、アルバム『ワンス・アゲイン』での小休止。リッチなホーンとアコースティック・ギターが加えられ、「マキシーヌ」よりこちらのアレンジのほうが良いのでは? と思わせるぐらいの出来。短い時間で終わってしまうのが惜しい。
12ANOTHER AGAIN
フルートと女性コーラスの絡みが絶妙な、カニエ・ウェストお得意のループ・スウィート・ソウル。多く曲にかかわりながらも、みだりにラップで首を突っ込んだりしない、カニエの見識に脱帽。強いもの同士の交わり方の見本のような曲だ。
13COMING HOME
戦場で家族を想う兵士が描かれるジョンとウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)の共作。ジョンが発する言葉が心に響いてくる。「テロに屈しない」と発した政治家の言葉はいかにも軽い、戦争の苦しみを直に感じてこそ湧き出る感情がここにある、と教えてくれているようだ。
14OUT OF SIGHT
ドラムのリヴァーブが楽しげな雰囲気を作り出すパーティ・ソング。ピアノとフックのファルセットのフレーズは、クリスマスにぴったりのさわやかな仕上がりだ。ジョンのハスキー・ヴォイスもサンタクロースのささやきのよう。
15DON'T LET ME BE MISUNDERSTOOD
演歌風、歌謡曲風にも聴こえ、米ではウケないかも? だが、日本盤ボーナス・トラックとして息を吹き返した。タイトルの「誤解させないで」や男女の痴話めいた内容もやけに演歌っぽい。ライヴ・アルバム『Solo Sessions: Vol.1: Live At The Knitting Factory』に収録のナンバーだ。
16PLEASE BABY DON'T
クレジットに注目! セルジオ・メンデス・フィーチャリング・ジョン・レジェンド。2006年、ウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)の尽力もあって大復活した、セルジオ・メンデスのエレピたっぷりのボサ・ホーン・サウンドが楽しめるナンバーだ。
(14)(15)(16)ボーナストラック
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • ジョン・レジェンド
    1978年12月28日生まれ、米・オハイオ州出身のシンガー・ソングライター/プロデューサー。本名はジョン・スティーブンス。芸名はカニエ・ウェストのプロダクション・チームの一員に名付けられた愛称“レジェンド”から。2004年に『ゲット・リフテ……
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