ミニ・レビュー
“和ジャズ”シリーズの一枚。60年代から大活躍のギタリスト杉本喜代志、リーダーとしては6作目、75年に米国から帰国した直後の作品である。彼が奏でるギターには清々しくとてもしなやかという印象を感じた。冒頭曲から味な軽さでややクールな演奏が続く。とても味わい深い作品だと思う。★
演奏
杉本喜代志(G) (1)(2)村上秀一,(2)日野元彦,(3)〜(5)石川晶(DS) (1)(2)岡沢章,(3)寺川正興,(4)(5)江藤勲(B) 松木恒秀(G,(3)HCA) (1)(2)市川秀男(EL-P) (3)〜(5)鈴木宏昌(EL-P,KEY) 植松孝夫(SAX) ラリー須永,斉藤不二男(LATIN PERCUSSION) (5)新井英治&ヒズ・グループ(TB)