ミニ・レビュー
約半年ぶりとなる7枚目のシングル。それっぽいギターとストリングスも含め、昔の歌謡曲にも通じるようなマイナー調の楽曲だが、フラメンコっぽい手拍子や終始小さく聴こえるウネウネしたシンセなど、ひっかかりのある音があちこちに。カップリングに3曲も収録されている。太っ腹!
ガイドコメント
2011年第1弾となる7thシングル。「OVER」は、無線通信などでの“発言終了”と“悲しい出来事はこれで終わり”とのダブル・ミーニングの詞が印象的なマイナー調歌謡。スパニッシュ風「ユー・ガッタ・モール」や昭和歌謡「Screw」ほかも収録。
収録曲
01OVER
胸騒ぎを誘うようなメロディと性急なアレンジが印象的な、哀愁ポップ歌謡調の7thシングル。無線通信の応答終了を伝える“オーヴァー”とこれで“終了”のダブルミーニングで、悲しみやピンボケな未来を終わらせて一緒に歩もうという告げるメッセージ・ソングだ。
02愛ing-アイシテル-
いっぱいの愛で君を抱きしめたいと告げるラヴリーなポップ・チューン。“愛”という言葉を語るには若々しい彼らが、屈託のない笑顔で彼らなりの愛をストレートに伝える。とはいえ、間奏での各メンバーによる甘い“愛してる”のセリフは、悩殺KO度高し。
03ユー・ガッタ・モール (Hey!Say!7)
Hey! Say! 7によるラテン・ビート調ポップ歌謡。「ジンギスカン」風の“ウッ、ハッ”の掛け声とノスタルジックなホーン・アレンジが、情熱的なサウンドをサポートしている。“100キン”グッズで着飾ったハデでイケイケな彼女のしたたかさを歌っている。
04Screw (Hey!Say!BEST)
Hey! Say! BESTによるアッパー・ポップ。馬飼野康二作曲によるアイドル王道歌謡を行くメロディに乗せた“ルラルラ〜”のフレーズとともに、はかなくもろい恋ゴコロを歌い上げる。時折顔を出すエスニックなアレンジも、切なさを演出するのに効果的。
05OVER (オリジナル・カラオケ)
06愛ing-アイシテル- (オリジナル・カラオケ)
07ユー・ガッタ・モール (オリジナル・カラオケ)
08Screw (オリジナル・カラオケ)