ミニ・レビュー
将来のNHK交響楽団を担うヴァイオリニスト大宮臨太郎とチェリスト藤村俊介とのデュオ。自然で瑞々しい音色の大宮と渋い味わいの藤村が、ヘンデル、ボッケリーニからラヴェル、オネゲルにいたる幅広い時代の作品で明快なアンサンブルを繰り広げている。
ガイドコメント
若手ながらすでにN響のフォアシュピーラーを務める大宮臨太郎と藤村俊介が組んだ注目のデュオのデビュー・アルバム。豊かな音楽性が息づいた、緊張感と甘美さを併せもったアンサンブルが楽しめる。
収録曲
01パッサカリア (ヘンデル/ハルヴォルセン編)
02ヴァオリンとチェロのための二重奏曲第3番 (パガニーニ)
03ソナタ (ボッケリーニ/バズレール編)
04ヴァイオリンとチェロのためのソナタ (ラヴェル)
05ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ (オネゲル)