ミニ・レビュー
B'zのヴォーカリスト、稲葉浩志のサード・ソロ・アルバム。独特な詞世界は健在ながら、音楽面ではブルース色が強めに出ており、アコギはもとより、ブルースハープやピアノ、フィドルなど、生楽器の活躍も印象に残る。稲葉のパーソナルな音楽志向がシンプルに受け取れる作品のひとつではなかろうか。
収録曲
01おかえり
02Wonderland
3rdアルバム発売を前にリリースされた3rdシングル。B'zでは到底聴けないような、どこまでも自分自身を突き詰めて落とし込む歌詞と、ダークかつ緊迫感に満ちた曲調に、ソロという形でしか至れない稲葉浩志の深淵な世界観を見ることができる。
03THE RACE
04正面衝突
05水平線
06すべての幸せをオアズケに
07Tamayura
08ハズムセカイ
09幸福への長い坂道
10横恋慕
11SAIHATE HOTEL
12I AM YOUR BABY
13透明人間
14あの命この命