ミニ・レビュー
ピアニストとしての3作目で、初めて全曲を自作曲で構成。ジャズ・トリオ編成の曲やボサ・ノヴァっぽいグルーヴィな曲、ケルト的な曲など、編成も方向性も多彩に試みている。やはりソロやデュオで聴かせる、感情がストレートに出たような繊細なプレイが白眉。
ガイドコメント
3rdアルバムは、彼女が20年間向き合ってきたピアノに対するオマージュを込めた作品。瑞々しいメロディ・ラインに斬新なアレンジを施し、作曲家としての才能を発揮している。ピアノへの愛情が伝わる一枚だ。
収録曲
01f
02Raindrop (with cello)
03夏の思い出
04Carnival night
05Balloon
06VILLEFRANCHE
07Ceu Azul
08足跡
09Sofa
10Memories
11VOCE (contains excerpt from ‘Sliabh Na Mban')
12ほし
13f (solo)