ミニ・レビュー
下世話なフレーズを盛り込んだ、いわゆるB'z節を軽快なギター・ロックに絡ませ聴かす男性二人組ユニットのファースト・アルバム。時折顔を出す控えめなファンク風味は面白いが、“薄味のB'z”の域からは脱せず。デビュー以来のシングル・ヒット曲も収録。
ガイドコメント
『ショムニ』オープニングの「それじゃあバイバイ」ですっかりお茶の間にも馴染んだ2人のファーストが満を持して登場。前述のヒット曲、最新シングルも収録。初回のみスケルトン特殊仕様。
収録曲
01空っぽの気持ち
02さぁ
直情的なギターがアグレッシヴかつエロティック、メロディの切なさを軽快なアレンジで昇華した。離れてから気づいた恋人への思いを情けなく吐露する歌詞が共感を呼び、母性本能を刺激する。
03なにしてんの-Sweet Horn Mix-
「さあ」の流れを踏まえながらも、よりメロディが際立つサウンド、1stのメッセージ性の強さを引き継いだ歌詞をあわせ持つ、SURFACEの王道ともいうべき一曲。“動き出さなきゃ始まらない”という詞が心に響く。
04ふたり
05FACE TO FACE〜がんばってます〜
06線
07バランス
08ひとつになっちゃえ
09それじゃあバイバイ-Phase Mix-
職人ギタリストと高音ヴォーカルの男性2人組ユニットの1stシングル。自分本意な生き方を問いただす歌詞が爽快かつ痛快。だが最後、実はそんな相手を好きだというオチが付くかわいらしい楽曲。
10まだまだ
11冬の終わり
12ジレンマ