ミニ・レビュー
オペラ・ユニットLEGENDでも活動するピアニストのソロ・デビュー作。自作の1曲目は1分間の小品ながら持ち味であるあたたかい音色と流麗なタッチが凝縮されている。音数を抑えてメロディの美しさを際立たせる「ジュピター」、ロマン派のような編曲が新鮮な「いつか王子様が」なども個性的な仕上がり。
ガイドコメント
“鍵盤の貴公子”という呼び名がふさわしいピアニスト、大井健のメジャー・デビュー・アルバム。オリジナル曲からクラシック、映画音楽など幅広い選曲。「ひまわりの旅」は大震災の被災者を勇気づけたひまわりをテーマに、新垣隆が作曲を手がけている。
収録曲
01Fragments of lylic (大井健)
02YAMA-YURI (中村匡宏)
03「ロミオとジュリエット」〜愛のテーマ (ニーノ・ロータ)
04Englishman In New York (ゴードン・サムナー)
05月の光 (ドビュッシー)
06Piano Love (大井健、中村匡宏)
07デスペラード (グレン・フレイ、ドン・ヘンリー)
08ノクターン第1番op.9-1 (ショパン)
09ジュピター (ホルスト)
10いつか王子様が (フランク・チャーチル)
11ヒマワリの旅 (新垣隆)