ミニ・レビュー
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの主宰のひとりが、90年6月に単身で来日し邦人5人と共演。和楽器の箏と十七弦箏のほか、トロンボーンとリズム・セクションを配し、内面からわき上がる音楽の動機をホラ貝まで吹いて体現。“和”の心に胸打たれる秀作。
ガイドコメント
アート・アンサンブル・オブ・シカゴのマルチ・リード奏者が、筝/ベース/トロンボーンという変則セクステットで取り組んだ90年の異色作。創造性に満ちた自由自在な作品をリマスター再発。
演奏
ジョセフ・ジャーマン(SS,BS-CL,VO,FL,BELLS,ホラ貝) 沢井一恵(筝) 栗林秀明(十七弦箏) 斎藤徹,吉野弘志(B) 板谷博(TB)