ミニ・レビュー
アンスネスのラフマニノフはシャープでダイナミック。前時代的な重厚感やメランコリーは排除しているが、少しも無味乾燥にはならずに、作品が内包するエネルギーを巧みに操って密度の高い演奏へ昇華させている。彼の現代的な知性センスの見事な結晶だ。★
ガイドコメント
アンスネスのほぼ10年ぶりのラフマニノフの協奏曲。1、2番は初めての録音。よりスケールが大きくなり、深化したアンスネスが楽しめる。指揮者がパッパーノというのも、このアルバムの魅力のひとつ。
演奏
レイフ・オヴェ・アンスネス(P) アントニオ・パッパーノ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団