ミニ・レビュー
クラシック界きっての“鉄オタ”として有名なのがドヴォルザーク。もちろん彼の曲も含め、ここには鉄オタ+クラオタが随喜の涙を流しそうな曲が、タンマリ収録されている。ありそうでなかった企画。誠にアホらしいが無邪気に面白い。お、俺は好きだ。★
ガイドコメント
鉄道にちなんだクラシックのオーケストラ曲を集めたアルバム。有名なオネゲルの「パシフィック231」からかなり珍しい曲まで、鉄道マニア垂涎の珍曲が並んでいる。大半が世界初録音というのも嬉しい。
収録曲
01コペンハーゲン蒸気鉄道 (ロンビ)
02ジョン・ヘンリー、鉄道のバラード (コープランド)
03出発進行!列車は通過した (パッヒャーネグ)
04交響組曲「パリ」〜地下鉄 (イベール)
05交響組曲「海辺の詩」〜緑の水平線、ファルコナーラ (ダンディ)
06テープは切られた! (E.シュトラウス)
07ユモレスク (ドヴォルザーク/ボフスラフ・レオポルト編)
08カイピラの小さな列車 (ヴィラ=ロボス)
09蒸気をあげて! (E.シュトラウス)
10鉄道敷設 (レブエルタス)
11抒情劇「アメリカ旅行」〜鉄道のフーガ (ルーセンベリ)
12観光列車 (J.シュトラウス2世)
13ミュージカル「オン・ザ・タウン」〜地下鉄乗車と空想のコニー・アイランド (バーンスタイン)
14パシフィック231 (オネゲル)
演奏
イジー・スターレク指揮 SWR南西ドイツ放送管弦楽団カイザースラウテルン