ミニ・レビュー
「SUZUKI白書」(91年)以来、約24年ぶりに発表されたソロ・アルバム。“記録と記憶”というタイトル通り、意識、無意識、思い出、妄想などが混然一体となった歌の世界が広がる。フォークロア、カントリー、ポスト・ロックなどを自在に反映させた、即興性の高いサウンドメイクも素晴らしい。
ガイドコメント
91年の『SUZUKI白書』以来となる、完全セルフ・プロデュースによる鈴木慶一のオリジナル・ソロ・アルバム。唯一無二の作詞作曲の手法、磨かれたポップ・センス、鮮烈なアレンジなど、キャリアの集大成と呼べる作品に仕上がっている。
収録曲
01男は黙って…
02愛されること減ってきたんじゃない?ない
03無垢と莫漣、チンケとお洒落
04ひとりぼっち収穫祭
05Sir Memoria Phonautograph邸
06六拍子のワルツ
07Records
08危険日中毒
09バルク丸とリテール号
10Livingとは Lovingとは
11Memories
12Untitled Songs
13My Ways