ミニ・レビュー
大先達にあたるエディット・ピアフから、パンキッシュな側面を隔世遺伝的に継承しているとも思えるこの人。本国フランスですでに大ヒットしたスタジオ2作目では、多彩な作家陣を導入。ライヴ盤の前作での奔放な歌声が印象的だっただけに、多少の物足りなさも残るが。気取らぬ素顔を伝えるDVD付き。
ガイドコメント
“21世紀のエディット・ピアフ”と称されるフランスを代表するシンガー、ZAZの2ndアルバム。一度聴いたら忘れられないハスキー・ヴォイスは健在で、オリジナルとカヴァーを交えつつ、等身大の新境地を見せてくれる。
収録曲
[Disc 1]
01行こう!
02コム・シ、コム・サ
03小娘
04何を待ってるの?
05洗いながして
06さんざん避けてきた
07掘り起こせ!
08いつだって
09もし私が失っても
10もし
11ルルを忘れて
12この日1日
13立ち上がろう!
14月
15私の影
16太陽を取り戻せ
17ほっといて
18バラ色の人生
19私の街で
20なつかしき恋人への歌 (with プラシド・ドミンゴ)
[Disc 2]〈DVD〉あなたの知らないZAZ〜新譜についてのコメントと録音風景〜/ファンからZAZへの質問