ミニ・レビュー
今回のアルバムにドラムンベースはあっても初期のダンス・ビートはない。あるのはデジタルとロックの融合、たぶん小室哲哉が目指したのはそういうとこだろう。音楽的にはよくできてると思うが、マーク・パンサーの歌はどうもいただけない。
ガイドコメント
4枚のシングルを出したと思ったら、ついにアルバムが登場。流れ出るビートに合わせ、時には絞り出すように、時には優しく包み込むように、KEIKOのヴォーカルは自在に姿を変える。
収録曲
01letting out a deep breath
02across the street、cross the waters
03wanna be A Dreammaker
98年9月にglobeが行なった怒涛の4連続シングル・リリースの第1弾を飾った通算13枚目。この頃を境に、デビュー当時のキャッチーでポップな曲想が一転、本格的かつハードなサウンドに転換し始めた記念碑的な一曲。
04creamy day
05Sa Yo Na Ra
98年9月にglobeが行なった怒涛の4連続シングル・リリースの第2弾は通算14枚目。ネスレ日本のCMソングとして起用されたこの曲は、明るい曲想で哀しい青春のひとコマを歌う。KEIKOの優しげなヴォーカルに癒される一曲。
06sweet heart
98年9月にglobeが行なった怒涛の4連続シングル・リリースの第3弾は通算15枚目。「FORD COUNTDOWN FESTIVAL」の第1弾キャンペーン・ソングとなった本作の主役はなんと言ってもMARK。彼の激しいラップが最大の聴きどころ。
07like a snowy kiss
08calls from the public
09Relation
10Perfume of love
98年、globe怒涛の4連続シングル・リリースのトリを飾ったこの曲は、日本テレビ系ドラマ『プライベートアクトレス』の主題歌。都会の生活に疲れきった女性の不安げな心を、KEIKOが直情的に歌い上げる。
11illusion