ミニ・レビュー
三部作シングルの第1弾で、ライヴ・バンドとしての存在感を示したロック・ナンバー。疾走感あふれるビートにせつなさをにじませたスローなヴァースを挿入するなど、変化に富んだ楽曲構成に圧倒される。すべて英語詞で、私に気づいてと訴えかけている。
ガイドコメント
原点回帰的な疾走感あふれるロック・ナンバーが楽しめる、ACIDMANの13thシングル。キャッチーでパワフルな仕上がりには、ライヴ・バンドとしての実力が発揮されている。カップリングには、3部作となるインスト組曲の第1弾を収録。
収録曲
01REMIND
3部作シングル第1弾となった、揺るぎないライヴ感覚にあふれたアッパー・チューン。疾走感に満ちた怒涛のサウンドとソフトでせつなさにあえぐヴァースを巧みに織り交ぜて、起伏に富んだ感情を表現している。
02赤色群像 (inst.)
赤、青、緑という光の三原色をイメージしたインストゥルメンタル・シリーズで、今回は「赤」がテーマ。ベースのルート弾きが流れるなか、ドラムとギターが静かにからむ、原色というより深みのある赤色群像を思わせる。