ミニ・レビュー
アルバム10作目(ベストを除く)は初のセルフ・プロデュース作品。10年前の「夏が来る」へのアンサー・ソングである(1)(先行シングル曲)から熱く濃い世界が展開されている。共感しやすい詞の下世話さ、パワフルなヴォーカルも健在。
ガイドコメント
シングル「アイデンティティ」「勝手に決めないでよ」を含む全13曲を収録した初のセルフ・プロデュース作。彼女ならではの恋愛メッセージ集で、ヴォーカルだけでなくソングライターとしても才能を発揮している。
ガイドコメント
“夏女・大黒摩季”を強烈にアピールするニュー・アルバム。ワールドカップサッカーTBSテーマ曲「アイデンティティ」をはじめ、アグレッシヴなアップ・ナンバーに彼女ならではのメッセージが満載だ。
収録曲
01夏が来る、そして…
大ヒット曲「夏が来る」の続編のような位置づけになるのかもしれないが、実際に聴いてみると、過去の大ヒット・メロディを踏襲しつつも、完全に別の曲に聴こえたりするのが面白い。サービス精神に満ちた曲だ。
02勝手に決めないでよ
03Cyber Love intro
04Cyber Love
050℃のTENDERNESS
06砂の孤独
07運命なんかクソ食らえ-RUNAWAY BLOOD-
08Get The Groove
09あのバスに乗って
10friendship
11潮騒
12素晴らしい世界
13アイデンティティ
テクノ・サウンドにのったぶ厚いコーラスが怒涛のごとく押し寄せてくるので、聴き手は思わずその勢いに身を任せているうちにとんでもない高揚感を味わってしまう曲だ。ランナーズ・ハイみたいな感覚が味わえる。
14flowin' (Maki's Scat Mix)