ミニ・レビュー
彼女のような柔らか感性、爽やかタイプの歌い手は重箱の隅をつっつくと、やや不完全な箇所が散見される場合がままある。しかるにボニーちゃんは発声は安定、ドイツ語のディクションも素晴らしく、素敵な歌です。ジャケットの写真はイマイチ。本物はもっと素敵。
ガイドコメント
今やすっかりリート歌手として評価が定着したボニーによる待望のR.シュトラウス。「4つの最後の歌」もデクラメーションを意識してピアノ版で録音しているのがミソだ。
収録曲
018つの歌op.10 (全曲)
02憩え、我が魂op.27-1
03あしたop.27-4
04ばらのリボンop.36-1
05わが子にop.37-3
06子守歌op.41-1
07母親の自慢話op.43-2
08したわしき幻op.48-1
094つの最後の歌 (M.ヴォルフによるピアノ伴奏版)
演奏
バーバラ・ボニー(S)マルコム・マルティノー(P)