ミニ・レビュー
いわゆるクラシックのヴァイオリン小品集とはひと味違う選曲が素敵なアルバム。ブリッジスの「ケルトの歌」とかパザンの「ロマンス」など、聴き慣れない曲も入っているが、多分一度聴いたら忘れられないだろう。編曲も華美にならずセンスが良い。これは高嶋ちさ子でなければ作れないアルバム。
ガイドコメント
高嶋ちさ子の2年ぶりとなるアルバム。前作同様、彼女お気に入りのメロディアスな曲とヴァイオリンの魅力がたっぷりと堪能できる選曲となっている。誰でも楽しめる作りは、彼女の楽しいステージそのままだ。
収録曲
01エストレリータ (ポンセ/ハイフェッツ編)
02ケルトの歌 (ブリッジス)
03カフェ・ミュージック〜第1楽章 (シェーンフィールド)
04アヴェ・マリア (シューベルト)
05アヴェ・マリア (J.S.バッハ/グノー)
06子守歌 (ブラームス)
07ラシーヌ讃歌 (フォーレ)
08亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー/ハートマン編)
09ロマンス (バザン)
10歌の翼に (メンデルスゾーン)
11Blue Forest (高嶋ちさ子)
12リベルタンゴ (ピアソラ)
13ブラジル風バッハ第5番〜「アリア」 (ヴィラ=ロボス))
14前奏曲とアレグロ (クライスラー)
演奏
高嶋ちさ子(VN) (1)(4)(5)(8)(9)(14)安宅薫(P) (2)(3)(10)(11)(12)伊賀拓郎(P) (6)(7)(13)近藤亜紀(P) (12)(14)今野均(VN),榎戸崇浩(VA) (3)(7)(11)(12)(14)江口心一(VC) (6)(10)(13)12人のヴァイオリニスト