ミニ・レビュー
日本での人気も上昇中のドイツ人ピアニストが、母国の作曲家クルト・ワイルやベートーヴェンのほか、イヴァン・リンス、キャロル・キングなど多彩な楽曲を演奏。ベース、ドラムとの密な協調性を大切にしながらのピアノ・ソロには、しっとりとしたリリシズムが漂う。
ガイドコメント
ドイツ人ジャズ・ピアニスト、ウォルター・ラングの2007年6月発表のトリオ・アルバム。ロマンティックなバラードに仕上げたベートーヴェンとブラームスの名曲やアメリカン・フォークのカヴァーなど、実に多彩な曲目が魅力だ。
収録曲
01カイン・シューナー・ランド
02MONDSCHEIN SONATE
03MY ROMANCE
04WASTED ON THE WAY
05SILVER SHIMMERING SNOWFLAKES
06SEPTEMBER SONG
07GUTEN ABEND, GUTE NACHT
0836TH - 10TH
09UP ON THE ROOF
10「悲愴」 (ベートーベン)
11E DE DEUS
演奏
ウォルター・ラング(P) ニコラス・タイズ(B) リック・ホランダー(DS)