ミニ・レビュー
タックウェルは25年程前にケルテスとこの2曲の協奏曲を録音していた。今回はアシュケナージと組んでの再録音。まろやかで美しくかそけき音から、力強く豪壮な音まで、ホルンの豊かな表現力を満喫できる。特に2番が秀抜。棒はケルテスが一枚上。
収録曲
R.シュトラウス:
01ホルン協奏曲第1番変ホ長調op.11
02ホルンとピアノのためのアンダンテ (遺作)
03歌劇「カプリッチョ」〜ファイナル・シーンへの前奏曲
04ソプラノ、ホルン、ピアノのための「アルプホルン」op.15-3
05ホルンとピアノのための序奏、主題と変奏
06ホルン協奏曲第2番変ホ長調
演奏
バリー・タックウェル(HR) ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮,(2)(4)p) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (4)マリー・マックラフリン(S)