ミニ・レビュー
ブックレット表紙のボッシュの絵がいい! 鬼気せまるようなロジンスキーの迫真の演奏(特に「はげ山の一夜」)を聴くとイメージがピタリと合う。録音を意識してか、声部の誇張が多少耳につくが、緻密な演奏の印象が強い。それにしてもこのオケの成功さ、ド迫力は何なの?
収録曲
01交響詩「はげ山の一夜」 (ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編)
02組曲「コーカサスの風景」op.10 (イッポリトフ=イヴァノフ)
03組曲「展覧会の絵」 (ムソルグスキー/ラヴェル編)
04歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り (ボロディン)
演奏
アルトゥール・ロジンスキー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音
(1)55.5 (2)(3)55.4 (4)55.5