収録曲
[Disc 1]
01THE PHOENIX
ストリングスを配した緊張感のあるアンサンブルで幕を開けるナンバー。活動休止からの復活作のオープニング・ナンバーにして、“フェニックス”のタイトル。スケールの大きなサウンドとストーリーに、新たな一歩への決意をひしひしと感じる。
02MY SONGS KNOW WHAT YOU DID IN THE DARK (LIGHT EM UP)
先行シングルとしてリリースされたミディアム・ロック・チューン。“Light em up,up,up”という不思議な響きと“I'm on fire”のシャウトによるサビが印象的で、複雑なアンサンブルはどこかトライヴァルな雰囲気も感じさせる。
03ALONE TOGETHER
ミディアム・テンポのビートと細かいメロディに詰め込むような歌詞とのミス・マッチが楽しい、高揚感にあふれたロック・ナンバー。パトリックの心地よくも力強いヴォーカル、しっかりと構築されたバンドのアンサンブルが魅力的。
04WHERE DID THE PARTY GO
4つ打ちのビートにベースとギターのユニゾンによるシンプルなリフが映えるディスコ・ロック・チューン。ちょっぴりエレクトロのテイストを取り入れたアレンジはクールめだが、思わずシンガロングしたくなる“ラララ〜”のメロディに心が躍る。
05JUST ONE YESTERDAY
UKの実力派女性SSW、フォクシーズをフィーチャリング・アーティストとして迎えたミッド・チューン。二人のヴォーカルを活かすべくアレンジは極力シンプルに、かつ深みのあるものに。中盤の儚げなフォクシーズのソロから、ラストの盛り上がりは白眉。
06THE MIGHTY FALL
デトロイトのラッパー、ビッグ・ショーンとのコラボとなったナンバー。イントロはどこか神聖な響きも感じさせるコーラスだが、そこから一気に“ワルめ”なテイストへとチェンジ。ほぼギターのリフとドラムのみをバックにしたビッグ・ショーンのラップも効いている。
07MISS MISSING YOU
終わってしまった恋を歌った切ない歌詞とは裏腹に、爽やかなサウンドで突き進むナンバー。メロディもポップで、大声で歌いたくなるようなサビのハイトーンが心地よい。淡々と進むアレンジだからこそ、恋をしていた時の記憶が甦ってくるようだ。
08DEATH VALLEY
イントロのリフから一気に心を掴まれるアッパーなロック・チューン。終始テンション高めでエモーショナルにシャウトするパトリックのヴォーカルも含め、体を突き動かされるような熱量に満ちている。ダイナミズムに富んだアレンジも見事。
09YOUNG VOLCANOES
ハンドクラップとアコースティック・ギターで幕を開けるピースフルなナンバー。生命力にあふれたリズムをバックに、サビで高らかにシャウトされる“WE ARE WILD”のフレーズは、拳を突き上げともに歌いたくなるようなポジティヴな力に満ちている。
10RAT A TAT
コートニー・ラヴを迎えたアップ・テンポのロック・チューン。要所に配された“Rat a tat tat hey!”のフレーズは超キャッチー。“不埒なブロンド女”が登場し、「ALONE TOGETHER」ともリンクする歌詞がユニークだ。
11SAVE ROCK AND ROLL
アルバムのタイトル・チューンにして、エルトン・ジョンとの共演となったミディアム・バラード。ここでいう“ロックンロール”は、音楽ではなく生き方。イエスだらけの世の中を救う、という強い思いが表われており、それを支えるエルトン・ジョンも渋い。
12MY SONGS KNOW WHAT YOU DID IN THE DARK (LIGHT EM UP)
先行シングルとしてリリースされたリード曲を、2 CHAINZがリミックス。音数はかなり少なめで、攻撃的なアレンジではあるものの、かえってパトリックによる曲の強度が際立つ。2 CHAINZによるラップも曲の世界にピッタリ。
[Disc 2]〈DVD〉
01僕の歌は知っている (ミュージック・ビデオ)
02アルバム「セイヴ・ロックンロール-FOBのロックンロール宣言!」楽曲解説&ファンへのメッセージ (字幕入り)