ミニ・レビュー
子どもの頃よく口ずさんでいた「五ひきの仔ぶたとチャールストン」がこの人の手になる訳詞だったとは。オリジナルの英語詞が、幼稚園児にもアピールするくらいノリのいい日本語へと消化されていたことの証左だろう。本誌11月号掲載のインタビューとあわせて聴くと、欧米ポップスの受容の歴史がさらに味わいを増す。★
収録曲
[Disc 1]
01ステキなタイミング (坂本九)
02ルイジアナ・ママ (飯田久彦)
03可愛いベイビー (中尾ミエ)
04ヴァケイション (弘田三枝子)
05パイナップル・プリンセス (田代みどり)
06大人になりたい (伊東ゆかり)
07ジョニー・エンジェル (森山加代子)
08シェリー (ダニー飯田とパラダイス・キング)
09渚のデイト (伊東ゆかり)
10ビキニスタイルのお嬢さん (田代みどり)
11子供じゃないの (弘田三枝子)
12悲しき街角 (飯田久彦)
13花咲く街角 (坂本九)
14コーヒーデイト (飯田久彦)
15G.I.ブルース (かまやつひろし)
16ベビー・フェイス (山下敬二郎)
17カレンダー・ガール (ミッキー・カーチス)
18ジェニ・ジェニ (鈴木やすし)
19ロッカ・フラ・ベイビー (佐々木功)
20なみだのダンス (藤木孝)
21電話でキッス (佐野修、ダニー飯田とパラダイス・キング)
22アカプルコのお転婆娘 (スリー・ファンキーズ)
[Disc 2]
01ラヴ (ナット・キング・コール)
02涙の小径 (ニール・セダカ)
03想い出の冬休み (コニー・フランシス)
04ブルー・ウィンター (コニー・フランシス)
05夢のウェディング・ベル (ポールとポーラ)
06砂に消えた涙 (ミーナ)
07別離 (わかれ) (越路吹雪)
08ブーベの恋人 (いしだあゆみ)
09そよ風にのって (ザ・ピーナッツ)
10恋はボサノバ (金井克子)
11私のベイビー (弘田三枝子)
12ロリーポップ・リップス (九重佑三子、ダニー飯田とパラダイス・キング)
13さよならデイト (梓みちよ、田辺靖雄)
14ポッ・ポ・ポパイ (木の実ナナ)
15クライ・クライ・クライ (ベニ・シスターズ)
16夜空に願いを (植木マリ)
17のっぽのサリー (麻生京子)
18リトル・ミス・ロンリー (弘田三枝子)
19恋と涙の17才 (弘田三枝子)
[Disc 3]
01恋はみずいろ (森山良子)
02悲しき天使 (森山良子)
03好きさ好きさ好きさ (ザ・カーナビーツ)
04抱きしめたい (東京ビートルズ)
05キャント・バイ・ミー・ラブ (東京ビートルズ)
06ツイスト・アンド・シャウト (東京ビートルズ)
07プリーズ・プリーズ・ミー (クール・キャッツ)
08オブラディ・オブラダ (ザ・カーナビーツ)
09ミスター・ムーンライト (ザ・キュービッツ)
10マック・ザ・ナイフ (匕首マッキー) (尾藤イサオ)
11浮気娘 (ローヴィン・カインド) (ダニー飯田とパラダイス・キング)
12ワシントン広場の夜は更けて (ダーク・ダックス)
13恋するエルバイラ (小坂一也)
14五ひきの仔ブタとチャールストン (森山加代子)
15赤鼻のトナカイ (奥村チヨ)
16ママがサンタにキッスをした (斉藤チヤ子)
17ウィンター・ワンダーランド (弘田三枝子)
18ミッキーマウス・マーチ (東京荒川少年少女合唱団)
19イッツ・ア・スモール・ワールド (ひばり児童合唱団)