ミニ・レビュー
内声やティンパニ、弦楽器の刻みなど、パーヴォらしいオーケストレーションの細部すべてに生命を宿らせたような演奏。「ライン」の第2楽章など滔々と流れる大河風でなく、活き活きとリズムを踊らせる。「春」でも浮き立つ情感や憧憬などを振り幅広く表現している。なお、「ライン」第1楽章でオーボエ&ファゴットにホルンを重ねる処理が1ヵ所なされている。★
ガイドコメント
ヤルヴィ、ドイツ・カンマーフィルによるシューマン交響曲全集の第1弾。シューマンを「愛してる」と公言しているヤルヴィの思いをしっかりと受け止められるドイツ・カンマーフィルとの、渾身の演奏が展開する。
演奏
パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン