ミニ・レビュー
東京音大の講師を務める東彩子がデュオ・コンサートの第30回を記念してリリースしたCD。長年演奏を重ねてきたシューマンの3曲のソナタを、慈しむように丁寧に奏でている。録音のせいか、押し出しが弱く、音の輪郭がぼやけ気味に聴こえるのが惜しい。
ガイドコメント
ヴァイオリンとピアノのデュオ・コンサートの30回を記念してのアルバム。東彩子が、長年コンビを組んできた藤井一興と、シューマンの内省的な世界を余すところなく表出した、注目の1作。
収録曲
シューマン:
01ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第1番イ短調op.105
02ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第2番ニ短調op.121
03ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第3番イ短調 遺作