ミニ・レビュー
ウェールズの生んだクロスオーヴァーの歌姫キャサリン・ジェンキンス。4枚目となるCDでも「千の風になって」など、しっとりしたメゾでファンを虜にする。アダムスのギターをフィーチャーした1曲目や大御所キリ・テ・カナワとのデュエットによる7曲目など話題性も満点。
ガイドコメント
UKクラシック界で一躍スターダムに駆け上がった、キャサリン・ジェンキンスの4thアルバム。有名クラシック曲からブライアン・アダムスがギターで参加した彼のヒット曲「エヴリシング・アイ・ドゥ」まで、ヴァラエティ豊かな仕上がりとなっている。
収録曲
01サラ・ペル・テ〜アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー (ブライアン・アダムス)
02ネッラ・ファンタジア (モリコーネ)
03歌劇「カルメン」〜シャンソン・ボエーム (ビゼー)
04グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム
05歌劇「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん (プッチーニ)
06ビー・マイ・ラヴ
07歌劇「ラクメ」〜花の二重唱 (ドリーブ)
08パッヘルベルのカノン (パッヘルベル)
09グラナダ (ララ)
10リサ・ラーン (清らかなリサ)
11ザ・プレイヤー (デヴィッド・フォスター)
12ディア・ロード・アンド・ファーザー・オブ・マンカインド
13イル・カント (ムスマーラ)
14アヴェ・マリア (J.S.バッハ/グノー)
15千の風になって (UKオリジナル・ヴァージョン)
演奏
キャサリン・ジェンキンス(MS) ニコラス・ドッド,アンソニー・イングリス指揮 フィルハーモニア管弦楽団 (7)キリ・テ・カナワ(S) (14)サイモン・フラングレン(OG) (15)プラハ・シンフォニア