ミニ・レビュー
日本でデビュー作を80万枚売って、一躍人気者となったメイヤのセカンドは、期待を裏切らない素晴らしい仕上がりの1枚。第1弾シングル(2)に代表される、キャッチーでポップな楽曲揃いで、今作も大ヒットしそう。春を運んでくるようなアルバムだ。★
ガイドコメント
大ヒット・アルバムの通常価格版が登場。発売約2週間で20万枚を突破。ファースト・シングルは全国FM局で現在チャートを急上昇中。メイヤの爽やかな快進撃はまだまだ続きます。
収録曲
01LAY ME DOWN
02ALL'BOUT THE MONEY
スウェーデン出身のアーティスト、メイヤの98年の2ndアルバム『セヴン・シスターズ』収録曲。アコギのカッティングと合間のピアノが透き通った歌声とマッチ。つられて“dum dum……”と口ずさんでしまう。
03ARE YOU READY?
04TOO MANY NIGHTS LATE
05BEAUTIFUL GIRL
06INTIMACY
恋人との一夜を描いたシーンに“孤独”というテーマを託した、静かなアコースティック・バラード。「この人は今、本当に人の温もりを必要としているんだろう」と思わせる情感あふれる歌声に、淋しがり屋なら誰もが心打たれるはず。
07LUXURY
ファンキー&ゴージャスなヴォーカルに思わずびっくり。一口に粋なファンク・ロックとは言っても、メイヤの持ち前の柔軟性を活かしたアレンジは、ポップスからテクノまで、あらゆるリスナーの欲求に副う圧巻のセンスだ。
08POP & TELEVISION
公共電波の虜になっている僕らを、これまた虜にさせるようなキャッチーなメロディで綴る、スウィートなポップ・チューン。ビートルズやカーペンターズのヒット・ソングを彷彿とさせるサウンドに、ポップ・フリークは思わずニンマリだ。
09DAUGHTER OF MORNIN'
10CAUGHT UP IN THE MIDDLE
11LULLABY SONG
12SEVEN SISTERS ROAD
エルトン・ジョンの大名盤『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』の再来を思わせる、ピアノ・ロック・バラードの傑作。センチメンタルな中にも爽やかな空気を湛えたサウンドに、しっかりスウェディッシュ・ポップらしさがうかがえる。
13DON'T PUSH THE RIVER
14DO THE ANGELS HAVE A HOME?