ミニ・レビュー
1970年代後半のクラウン時代のソロ5作品からの全15曲、いい曲ばかりです。軽みの底に流れる粘り感、甘酸っぱい切なさの裏にある爽快感……細野でもなく大滝でもない、鈴木茂のポップスだ。この時代の松本隆の詩の世界はこの人の音楽にいちばん似合っていたのではないか。
ガイドコメント
ティン・パン・アレー、はっぴいえんどで活躍し、日本のスーパー・ギタリストの草分け的存在としてファンを魅了してきた鈴木茂。時代を先取りしたセンスが光る彼のベスト選曲集。
収録曲
01砂の女
02八月の匂い
03微熱少年
04スノー・エキスプレス (インストゥルメンタル)
05100ワットの恋人
06LADY PINK PANTHER
07BRANDY WINE (インストゥルメンタル)
08TOKYO・ハーバー・ライン
098分音符の詩
10レイニー・ステイション
11ジュリエット
12イメージ・チェンジ
13スウィート・インスピレーション
14Galaxy Girl
15PHOENIX