ミニ・レビュー
SUITE CHICを経て発表されたソロ・シングルは本格的なR&B路線。いい感じで気負いが抜け、ぐんと艶を増したヴォーカルは、アーティストとしてのピークを迎えつつあることを示す。一聴地味だが、聴くほどに味わい深い。やはり安室はすごかった。★
ガイドコメント
4ヵ月ぶりとなるニュー・シングルは、前作のバラードから一転して躍動感あふれるダンス・ナンバー。本人が制作にも意欲的に取り組んだ勝負楽曲で、進行中のタイアップにも期待したい。
収録曲
01shine more
太くて厚みを増したヴォーカル・ワークと心を急かせるようなマイナー調のストリングスが、バランスよく配置されているナンバー。ダークな感覚とクールなポップさが融合し、グルーヴィな楽曲に仕上がっている。
02Drive
2003年3月5日発表のシングルのカップリング曲。車の中から流れゆく景色を眺めながら、心弾む様子を歌ったミディアムR&Bチューン。“driving,driving”と柔らかく歌うヴォーカルに、8ビートで刻むスネアが絡まる心地良いナンバー。
03shine more (Instrumental)
04Drive (Instrumental)