ミニ・レビュー
年はとってもアルゲリッチは変わらない。瞬間発火のように激しいピアノに唖然。ナカリャコフがトランペットという贅沢な演奏で聴くショスタコの第1番は圧巻だ。他にも2台ピアノ曲とピアノ五重奏曲など聴きものの演奏が揃う。2006年ルガーノでのライヴ。
ガイドコメント
2006年6月にライヴ録音されたショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番。ユーモアにあふれた独特のピアノが際立っている。人気、実力ともにトップ・クラスを誇るセルゲイ・ナカリャコフのトランペットも聴きどころ。
収録曲
ショスタコーヴィチ:
01ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35
022台のピアノのためのコンチェルティーノ イ短調op.94
03ピアノ五重奏曲ト短調op.57
演奏
マルタ・アルゲリッチ,(2)リリヤ・ジルベルシュタイン(P) (1)セルゲイ・ナカリャコフ(TP) アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮 スイスイタリア語放送管弦楽団 (3)ルノー・カプソン,アリッサ・マルグリス(VN) リダ・チェン(VA) ミッシャ・マイスキー(VC)