ミニ・レビュー
音楽監督就任からわずか数年で団員の心を掴み取ったアシュケナージの解釈が演奏の隅々にまで浸透したショスタコーヴィチである。リズミカルに躍動するオーケストラのマッシヴな力強さ、熱気をはらんだ怒濤のうねりが聴きもの。曲の核心に迫る熱演である。
ガイドコメント
NHK響とのショスタコーヴィチは、第13、14番に続く3作目。本作の第4番は、「マクベス夫人」への激しい非難のため初演を逃したといういわくつきの作品。アシュケナージの思い入れが、NHK響を揺さぶっている。
演奏
ヴラディーミル・アシュケナージ指揮 NHK交響楽団