ミニ・レビュー
“昭和歌謡”のトリビュートだが、幻の名盤解放同盟系の屈折感が他のソレらとは相当に異なって過激さを感じさせる。(1)を除き、基本的にお蔵入りの既録音源で構成。(2)(4)の心地よい違和感(!?)が、この企画のキモか。遠藤賢司自ら訳詩の(15)は92年のライヴ録音という貴重品。
収録曲
01昭和レジデンス (クレイジーケンバンド)
02楢山節考 (ジム・オルーク)
03若さでムンムン (クレイジーケンバンド)
04お聞き下さい皆様よ (クレイジーケンバンド)
05ブラックルーム (速水ユリとマーブルス)
06マリリン・モンロー・ノー・リターン (速水ユリとマーブルス)
07東京ドドンパ娘 (知子のロック)
08サイケな街 (知子のロック)
09まぼろしのブルース (カオリーニョ藤原とボサノムーチョ)
10望郷賦 (カオリーニョ藤原とボサノムーチョ)
11ハートを狙い撃ち (町田謙介)
12ローリング・ストーンズは来なかった (町田謙介)
13新スナッキーで踊ろう (海道はじめ)
14新スナッキーで踊ろう (海道はじめ&知子のロック)
15ヘルプレス (遠藤賢司)