ミニ・レビュー
ツィクルス第1弾。因習的な北欧色に安易に寄り掛からずに、オケの洗練された響きを活かして、よりスタイリッシュに作品の本質に迫ろうとする目論みが奏功している。温かな感触やしっとりとした叙情味がアシュケナージらしい。弦のしなやかなレガートも特筆。
ガイドコメント
シベリウスの没後50年となる2007年に、アシュケナージがおくる交響曲全集第1弾。シベリウスの叙情的で伸びやかな音楽にふさわしく、ロイヤル・ストックホルム・フィルの北欧の感性とマエストロ・アシュケナージの円熟味がしっかりと溶け合っている。
演奏
ウラディーミル・アシュケナージ指揮 ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団