ギターとキーボードを軸としたWADADAのシンプルな演奏が心を癒すアコースティック・ナンバー。それをバックに、「ここにいるよ」というハートウォームなメッセージを、PUSHIMがひとつずつ言葉を紡ぐようにゆっくりと伝えていく。

2006年リリース第1弾シングルは、HOME GROWNと組んだ“レゲエ・バラード”。繊細な生ストリングスをフィーチャーし、彼女のヴォーカルをさらに感動的に彩っている。前に進むことの大切さ、という誰もが共感できるテーマを飾ることなく歌っている。

踊るように奏でられるハープの音が印象的で、どことなく南部の香りを感じさせる。ハッピー・ヴァイブスのあふれるヴォーカルで、目的地を目指して前へ向かう気持ちをユニークな視点で描いたポジティヴ・チューン。

ブリティッシュ・レゲエを代表するアスワドの名曲「シャイン」と同じトラックを使用した、爽快なレゲエ・チューン。懐かしく新鮮な味わいで、ジャマイカの素晴らしさを歌い上げている。イントロで見せるノリノリのMCは、ドラムのPablo Anthony。

ブギーマンの客演で知られるダンスホール・クラシックを、リリックもアップ・デートして、2006年ヴァージョンとして甦った。ブギーマンとの掛け合いはもちろん、懐かしさと新鮮さも楽しめる、ダンスホール・レゲエ・チューン。

テレビ東京系TVアニメ『ギャラリーフェイク』エンディング・テーマとなった、2005年リリースのシングル曲。聴くものの心に灯りをともす包容力のあるヴォーカルが、ひたすら心地よく優しく響く、ハッピー・レゲエ・チューン。

悪いこともよいことも起こるのが人生、すべてはタイミングなんだ。という思いを“止まない雨はない”という詞に乗せたメッセージ・ソング。元ロッキングタイムの森俊也による、穏やかなアコースティック調のサウンド・プロデュースが光る。

日本を代表ずるダブ・バンドDRY＆HEAVYを迎えてガップリと作り上げた、ダブ・レゲエ・チューン。レゲエを愛するもの同士が生み出すグルーヴを感じる、スーパー・セッセションというのにふさわしい仕上がりだ。

思いのままに言葉を綴った楽しさが伝わるリリックを、グルーヴ感あるヴォーカルで表現した、洗練されたレゲエ・チューン。煽るように飛び込んでくるDizzy（SUNSET THE PLATINUM SOUND）のDJが、楽曲にハクをつけている。

にぎやかでキュートな笑い声もフィーチャーした、ガールズ・トークが炸裂する陽気なレゲエ・チューン。移り気なボーイフレンドに、「浮気は許さない！」という女の子の気持ちを描いたファンシーな詞が楽しく展開していく。

ジャマイカを代表するレゲエ・シンガー、ルチアーノとのコラボレーションが実現した、全編英詞の楽曲。ルチアーノのやや枯れた温かい声質にPUSHIMの瑞々しいヴォーカルが絶妙に絡む、垂涎のデュエット・チューン。

BOXER KID「PERFECT FAMILY」と同トラックをベースにした、“ホームタウン”大阪賛歌。家族や友への愛情を、てらいなく安堵感のあふれるテイストで歌うミディアム・レゲエ・チューン。MIGHTY JAM ROCKとの共作。

ゆったりと心地よいヴォーカルがたゆたう、ラヴァーズ・レゲエ。楽園的なムードも醸し出すサウンドの上で、好きな想いが募って我を忘れた自身を木偶坊（でくのぼう）と称したリリックに彼女らしさが垣間見える、スウィート＆ビター・ソング。

SUNSET THE PLATINUM SOUNDのプロデュースによる、ビンギ調のレゲエ・チューン。ヴォコーダーで加工されたヴォーカルが、メロウなジャマイカン“リディム”の上で独特の空気感を漂う。往来は“alright”とも解釈できる、深いメッセージ・ソングだ。