ミニ・レビュー
毎年恒例となったAKB48の“桜ソング”。渡辺麻友が初センターを務めている。タイトル曲は親友との別れをテーマにした、爽やかさと切なさを併せ持つバラードに仕上がっている。終盤に絶妙のタイミングで入ってくるコーラスも楽曲のドラマティックな展開を盛り上げている。
ガイドコメント
2013年2月20日リリースの30thシングル。「So long ! 」は“またね!”というような意味。卒業をテーマにした、とてもやわらかいハートウォームなナンバーとなっている。篠田Team Aによる「Ruby」をカップリング。
収録曲
[Disc 1]
01So long !
30枚目のシングルは“AKBダケ”で話題のNTTドコモ「応援学割」CMソング。別々の道を歩んでもお互い強く生きていこう……友達との別れを歌った卒業ソングで、ほろ苦さと和やかさ相まったメロディ・ラインが思春期を映し出す。涙と笑顔がこぼれるポップスだ。
02Waiting room (Under Girls)
アンダーガールズによるユーキャン「AKBチャレンジユーキャン!」CMソング。ここでいう“Waiting room”とは夢のステージへ上がるための努力の場。憧れのステージでいつか輝く一番星になる……アンダーガールズの気持ちを代弁したポップ・チューンだ。
03Ruby (Team A)
篠田麻里子がリーダーのTeam Aによるナンバー。クリエイター集団Vanir所属のKENGOが仕立てたのは、ブラックな要素を敷いたクールなエレクトロR&B。それに呼応するようなひんやりとした低温ヴォーカルで、赤いルビーへの欲望は破滅への道だと歌う。
04So long ! (off vocal ver.)
05Waiting room (off vocal ver.)
06Ruby (off vocal ver.)
[Disc 2]〈DVD〉
01So long ! (The Movie)
02Waiting room (Music Video)
03Ruby (Music Video)
04第2回 AKB48紅白対抗歌合戦〜総集編〜