ミニ・レビュー
「えっ、ウィーン・フィルって、こういう曲も演奏するんだ」というのが最初の率直な感想。2015年はシベリウスとニールセンの生誕150年ということで、珍しくも北欧特集だったとか。ブッフビンダーのグリーグの協奏曲も初録音。楽しさの中にも奥行のある演奏は大家たちならでは。
ガイドコメント
ウィーン・フィルの名物行事、サマーナイト・コンサート。2015年はニューイヤー・コンサートに引き続きズービン・メータが登場し、生誕150年を迎えるシベリウスとニールセンを中心とした北欧の作曲家をフィーチャー。スケールの大きな演奏だ。
収録曲
01ウィーン・フィルハーモニーのためのファンファーレ (R.シュトラウス)
02歌劇「仮面舞踏会」序曲 (ニールセン)
03ピアノ協奏曲イ短調op.16 (グリーグ)
04「春のささやき」op.32-3 (ハンス・ジットによる管弦楽版) (シンディング)
05「ペール・ギュント」第1組曲op.46 (グリーグ)
06交響詩「フィンランディア」op.26 (シベリウス)
07コペンハーゲンの蒸気機関車のギャロップ (ロンビー)
演奏
ズービン・メータ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (3)ルドルフ・ブッフビンダー(P)