ミニ・レビュー
通算5作目。シンガーとしての確固たる魅力はもちろんのこと、ソングライターとして、とりわけコンポーザーとして、J-POPの真髄ともいえる魅力ある作品を書くことができる彼女の良さが滲み出ている。GARNET CROWのメンバーも参加。音質が少し気になる。
ガイドコメント
1年半ぶりのアルバム。「dance」「とどまることのない愛」ほかシングル4曲に書き下ろし新曲を加え、小松未歩のリアルな物語を描き出す。鮮やかな心象風景が詰まった作品だ。
収録曲
01gift
02愛してる...
03とどまることのない愛
サビ前までは彼女特有の切なくはかなげで、サビに入ると快晴のような爽やかになるメロディが印象的。“求め続けて手に入れなくちゃ”“言葉で安心させて”といったメッセージ風のフレーズが登場する。
04commune with you
05足掻き
06約束の海
07style of my own
08さいごの砦
彼女特有のリズムが弾けるダンサブルなナンバー。サビから始まり、マイナー・コードで終わると思いきやメジャー・コードでサビが終わる新鮮な曲。“少しの空白も必要だった”など深い歌詞も聴きどころ。
09dance
10でも忘れない
11愛の唄