ミニ・レビュー
2005年〜12年にピッツバーグ響のメンバーを務め、これから日本を拠点にしていく内山初のソロ・アルバム。シューベルトのソナタを核に、彼女自身が慰めや勇気をもらった曲を集めたという。作品に正面から向き合い、たくむことのないストレートな表現の中に、優れた音楽性があふれ出ている。
収録曲
01モスクワの思い出ポルディーニ (ヴィエニャフスキ)
02踊る人形 (ポルディーニ/クライスラー編)
03オペラ「サトコ」〜インドの歌 (リムスキー=コルサコフ/クライスラー編)
04ツィガーヌ (ラヴェル)
05即興詩「センチメンタルな悪魔」 (ニーノ・ロータ)
06美しきロスマリン (クライスラー)
07ヴァイオリン・ソナタ「二重奏曲」イ長調op.162 D.574 (シューベルト)
08ユモレスク第7番変ホ短調op.101-7 (ドヴォルザーク/クライスラー編)