ミニ・レビュー
名盤である。ライナー最後の録音の中の一点。聴きものは「恋は魔術師」。レオンタイン・プライスとの共演。煌くようなシャープなオケと味のある歌唱が融合する。しかもアンサンブルは極上。併録のアルベニスとグラナドスも鋭敏。ライナーの凄さを再認識!
ガイドコメント
ステレオ初期の黄金コンビ、ライナー&シカゴ響の名演が甦る。当時のアメリカ最高の名花、レオンタイン・プライスが参加した「恋は魔術師」は、ライナー&シカゴ響にとっての最後の録音のひとつだ。
収録曲
01バレエ「恋は魔術師」 (ファリャ)
02バレエ「三角帽子」〜隣人たちの踊り/粉屋の踊り/終幕の踊り (ファリャ)
03歌劇「はかなき人生」〜間奏曲/踊り (ファリャ)
04組曲「イベリア」〜トゥリアーナ (アルベニス/アルボス編)
05歌劇「ゴイェスカス」〜間奏曲 (グラナドス)
06組曲「イベリア」〜セビリアの聖体祭 (アルベニス/アルボス編)
07ナバーラ (アルベニス/アルボス編)
演奏
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 (1)レオンタイン・プライス(S)